授業動画で効果的に観せる!台本で要点を抑えてわかりやすく動画制作する方法

授業動画で効果的に観せる!台本で要点を抑えてわかりやすく動画制作する方法




授業動画とは、塾の授業風景など何かを伝える勉強用の動画です。

一昔前までは、塾の授業をDVDを用いてバーチャル授業にしたことはかなり画期的でした。

しかし、今では、映像を用いた授業が普及したことで、一対一のリアルな感じがなく授業の内容が入ってこない等といった、授業の本質とは別の理由により映像の特性が薄れてしまうといった問題が見受けられます。

今回はそういったレッスン動画の問題点を改善し、かつ、効果的な動画制作ができる方法をお伝えします。

効果の出る動画の企画の立て方!大きな3つの要素を抑えてPVを伸ばそう!

2018.06.18

映像よりリアルな授業の方が良い

しゃべり言葉(話言葉)と活字では、全く伝え方が違います。

単純になにかの授業を書き起こし(音声データなどを文字にすること)てみると、「あー」とか「えー」といった擬音が多く、「あれ」や「これ」などの代名詞で、実際に見て聞いていなければ理解できないことがあります。

このことをしっかりと認識してからレッスン動画制作を始めましょう。

目で見るだけで分かるもの、文字だけで見てわかるもの。

これだけだと動画にした時わからないものになってしまいます。

授業はやる気があるないに関わらず能動的に参加しています。「教室の扉をあけ、椅子に座る」これは誰かに強制的にさせられていたとしても体を動かしているのは自分です。

また、「目の前に先生がいて、周りにも生徒がいる」こういった状況はある意味、公共の場となり、プライベート空間ではない緊張感があります。

脳科学的にいえばある程度の緊張感が良い刺激となり、記憶力が上がる効果が期待できます。

その点、動画で授業をすると「PCを開き、クリックする」指だけの動作になります。

「部屋の中でジュースを飲んでも、お菓子を食べても、停止して、電話して、再生しても観れる」プライベートな環境になります。

脳科学的にいえば、圧倒的にリアルな授業の方がいいわけです。他にもリアルな授業の方が、質問してすぐに答えが返ってくることや、生徒の理解度に応じて話し方を変えることができるといった利点もあります。

映像で学ぶ利点は、動画授業の利点は安く利用できる点、そして、何度も繰り返し観れる点です。

企画の立て方で詳しく解説した、メリットとデメリットをしっかりと捉えて内容を考えましょう。

視聴者に一発で伝わる動画制作の企画の立て方

集中力は15分が限界

人間の集中力は15分が限界と言われています。

リアル授業であれば、長くても、集中が切れたなと思ったら途中で関係ない話をしたり、別のことに切り替えたりできます。

しかし、動画で相手の状況を読み取るのは不可能に近いです。したがって、内容は必ず15分以内にしましょう。

もし、それ以上の長さにしたい場合は高度な映像手法により集中力をコントロールする必要がありますが、それは十何年間も映像制作をして、感覚的にわかる人にしかできない、本格的なプロ技になります。

15分1本になるように台本を書きましょう。

台本は普段の授業の内容を文章にする

まず、台本は普段の授業の内容を文章化しましょう。

一度普通の授業を撮影し、それを文字起こししてもいいと思います。

不要なところ、追加するところが見えてきます。

また、順番の入れ替えなども文字にすると簡単にできるため、一度、台本化してください。

少し手間にはなってしまいますが、文章化することで整理されます。基礎になりますので、しっかりと行いましょう。

台本を書いたら声に出して読む

台本を書いたら実際に声に出して読みましょう。

スピードを気をつけながら、15分になるように台本を削ったり足したりします。

ここで気をつけることは、早口で読まないことです。

早口で読んでも、相手は理解できません。

15分に収めるために早く読むよりも、内容を15分に合わせましょう。

また、読むスピードはターゲットによって変えましょう。

20代が多ければ多少早くても大丈夫ですが、年齢層に幅がある場合は、ゆっくりめで読みましょう。

まとめ

授業動画制作の考え方と台本の作り方についてご説明しました。

企画の立て方と合わせて読んでいただけるとより理解が深くなるかと思います。

以降は、撮影の仕方などの解説をしていきます。







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映画、CM、PVなどなどプロの現場を経て、フリーランスとしてコツコツと自由気ままな生活を送ってます。 このブログを見てもらい、多くの方の手助けがしたいだけ! もっと動画の垣根が下がれば、もっと面白いことが起こるはず!