動画を作ろう!となった時に必要なのは企画です。
企画や台本は動画制作においては設計図のようなもの。
設計図なしでは撮影も編集もできなくなってしまいます。
「点から線を作り、平面にし、立体にしていく作業」が動画制作です。
ジャンル別に分けて、動画制作がスムーズに行える企画の立て方と視聴者に伝わる立て方を解説していきます。
今回はプロモーション編として、何かをプロモーション、紹介する人向けにお話しします。
主にマーケティングについてですが、マーケティング手法ではなく、何をマーケティングするかのご説明をします。
これは動画制作の企画の立て方として、応用が効きますのでぜひ一読ください。
目次
動画企画に欠かせない大きな3つの要素
プロモーション動画を制作する際、企画前に確認しておきたい欠かせない要素が3つあります。
・ターゲット
・ターゲットが動画を観る環境
加えて、予算と期間ですが、これは一旦外します。
これらを踏まえつつ企画を立てることで、しっかりと伝わる動画制作をすることが可能になります。
これがあやふやだと、せっかく動画を作っても何も効果が出ないものになってしまいます。
動画を作り、動画を見てもらい、中身を知って、購入してもらうことが最大の目的です。動画を作って満足せずに、効果の出る動画を作るように心がけましょう。
プロモーションするものの最大の魅力を見つける
では、企画をする前段階の準備として、プロモーションするものの魅力を洗い出しましょう。
この洗い出しが構成を考える上でかなり重要になります。
多くていいので、洗い出し、ある程度ジャンルで分けてください。
また、一見これは必要ないかもと思えるものも洗い出してみてください。
可能であれば、多くの方に聞き回っていろんな意見を集めてもいいと思います。
また、いいところを見ようとすると悪いところも出てきます。
そちらも控えるようにしましょう。
ターゲットをしっかりと定めましょう
ターゲットをしっかりと定めることは、後々の撮影編集方法にも大きく影響します。
年齢、性別、趣味や嗜好のターゲティングをしてください。ターゲットによって、好む映像とそうではない映像と出てきたりします。
幅広くターゲティングするよりも、よりコアに攻めた方が伝わる効果の出る動画になります。
視聴環境を考慮する
ターゲットに動画を見てもらう必要があります。
したがって、視聴環境をどこにするかをあらかじめ決めておくことが重要です。
15年前なら、テレビくらいしか動画を扱ってませんでした。
しかし、今では、YouTubeもSNSも展示会なども様々な動画を観る機会があります。
まずは、どこで観てもらうための動画かをしっかりと決めて取り組みましょう。
そして、その動線をしっかりと確保しましょう。
3つの要素のマーケティングがかなり重要
これら3つのマーケティングがかなり重要になってきます。
このマーケティングの質によって、いい作品になるか、ならないかが決まってきてしまいます。
動画制作に一番時間を割いて検討する項目です。
それぞれの項目ごとにもっと詳しく書いていきます!!
メリット・ベネフィットを訴えることで効果を出せる
大きな3つの要素を洗い出したら、次は視聴者(ターゲット)に対して、どのようなメリット(利点・長所)とベネフィット(利益)があるかを考えます。
メリットもベネフィットも大きな3つの要素と被りますが、ここでは、一番大きなものを考えるようにしてください。
洗い出しをしっかりとしていれば、メリットとベネフィットは簡単に見つかるかと思います。
手法として、他者との比較でも構いませんが、できれば独自性のあるものがいいです。しかし、他人を蹴落として、のし上がる手法は昨今あまり好まれてません。
これは、動画制作の企画の根幹になりますので、しっかりと考えましょう。
まとめ
まずは3つの大きな要素を考えてください。
・ターゲット
・ターゲットが動画を観る環境
この選定が終わったら、
メリット
ベネフィット
を考えてください。
これが動画制作における重要な「点から線に変わる」瞬間です。
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