外注した動画制作の課程でミスなく最短で効果的な動画を作るハンドリング

外注した動画制作の課程でミスなく最短で効果的な動画を作るハンドリング




前回は動画制作会社の選定の仕方までをお話ししました。
動画制作を外注する時は気をつけろ!これをすれば損をしない制作会社選び

続いて、受注後の注意点をお話しいたします。

受注後も気をつける点がありますので、納期を過ぎてしまい、リリース日が守れなかったなどないように対策が必要です。

受注決定後はここに気をつける

「この制作会社でいこう」と決めたあと実制作に入っていきます。

ここで気をつけなければいけないのは、元となるのは台本と見積もりです。

制作段階になると、撮影日や納品が決まってくるため、時間に追われて焦って確認ができなかったということもあります。

見積もりは早めに再提出を促す

台本が変更になると見積もりがもちろん変更していきます。

金額が上がらなければ大丈夫ですが、最後までずるずると要求を聞いてくれて、納品後に「こんなかかりました」と出されてしまうこともあります。

大幅に変更があったときなどは再見積もりをお願いし、予算が膨れ上がらないように気をつけましょう。

人が動けば予算が増える

人が動けば予算は増えます。

スタッフでも1日あたりだいたい最低20000円〜30000円です。

制作会社のスタッフであれば融通がきくことがありますが、技術スタッフなどは5分でも稼働してしまえば1日計算です。

そこは、業界のルールですので、仕方がない部分もあります。

制作会社のプロデューサーや営業担当と話し合いながら、動かすようにしましょう。

誰が何をやるを明確にする

プラス、予算を削るために、美術をクライアント側が用意したりすることもあります。

トーン&マナーを一から説明するより、早い場合もあるので、珍しいことではありません。

その際に、「誰が、いつまでに、何をするか」をきっちりと分担しておきましょう。

撮影当日、「誰が、いつまでに、何をするか」があやふやで、どちらも「用意していなかった」では、責任の所在がわからなくなってしまうことはもちろんですが、撮影ができなくなってしまいます。

せっかく準備して撮影に挑むので、そういったことがないように、制作会社側からのリードがない場合は、「誰が、いつまでに、何をするか」を明確にしましょう。

スケジュールを再度確認する

撮影終了後には、試写のスケジュール、MAのスケジュール、納品のスケジュールを確認しましょう。

制作会社からあらかじめ提示されている場合でも、念押しで聞くことが大切です。

納品までに余裕がない場合は、再認識を持たせるようにしましょう。

試写から納品までの注意事項

試写を行うと、そのあと、関係各所に確認を取る必要があるかと思います。

クライアント側の担当者の一存で決まることは少ないです。

修正が出て当たり前ですが、修正内容は、電話や口頭で伝えるのではなく、紙面に落としましょう。

可能であれば、手間にはなってしまいますが、画面をキャプチャし、修正指示を書くようにしましょう。(テロップなどの場合)

ナレーションやその他入れ替えなどは台本で指示を出しましょう。

これをすることで修正漏れをなくすだけではなく、「こちらは指示をしっかりと出した」という証拠になります。

また、いつまでに修正したものが届くかの確認もしっかりとしましょう。

納品の前には、しっかりと動画の仕様書(ファイル形式や容量など)を紙面で伝え、データで欲しいのか、テープで欲しいのかなども指示を出しましょう。

納品後に、素材を全てもらうのか、制作会社で保管してもらうのか、など細かな点についても確認をしておきましょう。

修正が入った時や、リメイクを作る時にスムーズに話が進みます。

「こちらでは保管してもらっているつもりだった」では、なくなってしまったらどうすることもできなくなってしまいます。

まとめ

以上、様々な注意点を書きましたが、制作会社に動画制作を任せっきりではいいようにお金だけ取られてしまいます。

ある程度の労力が必要ですが、損をしないためにも上記のような注意点は気をつけましょう。

また、この注意点を難なくこなす制作会社は優秀ですので、再度依頼してもいいところです。

しかし、制作会社も担当する人によって変わりますので、会社を見るよりも「人」を見るように心がけましょう。

無駄なく、最短で最高な動画ができることをお祈りいたします。







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映画、CM、PVなどなどプロの現場を経て、フリーランスとしてコツコツと自由気ままな生活を送ってます。 このブログを見てもらい、多くの方の手助けがしたいだけ! もっと動画の垣根が下がれば、もっと面白いことが起こるはず!