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何かをプロモーションしたい時の企画の立て方の話をしました。
今回はhow to動画での企画の立て方をご説明します。
プロモーションに比べるとかなりイージーにはなりますが、やはりしっかりと要点を押さえることが必要です。
目次
how to動画企画に欠かせない大きな3つの要素
how to動画を制作する際、企画前に確認しておきたい欠かせない要素が3つあります。
・ターゲット
・ターゲットが動画を観る環境
プロモーション編と似てますが、how to動画との大きな違いは、「流れ」です。
この「流れ」をしっかり押さえることが重要になります。
意外に、撮影して編集する際に、「あ、ここの部分がない」「前後の整合性が取れない」ということが起きます。
細くなり面倒なこともありますが、一旦、全て抑えるようにしましょう。
how to動画でしてはいけないこと
how to動画ではしてはいけないことが幾つかあります。
否定から入り、条件を絞れば自然と企画の流れができていきますので、一度してはいけないことを確認しましょう。
してはいけないことというのは、ターゲットにとって不要という意味です。
ターゲットにとってい不要なものが多いと観てもらえなくなってしまいます。
観てもらうためには、ターゲットにとって必要な情報を提供しましょう。
how to動画ではプロモーションをするのはNG
how to動画を見る人は、やり方が見たいのであって、紹介されたいわけではありません。
つまり、広告的な要素が出てくると一気に見たくなくなります。
したがって、how to動画では、プロモーションを避けて、あくまでもhow toに徹しましょう。
もし、プロモーションを見たい人がいたとします。
「Aの商品とBの商品を比べて、どちらがいいかをテストしている動画」であれば問題ありません。
しかし、「Aの商品のhowto」をやって、「Bの商品のhowto」をやって「どちらがいいか比較」すると何が目的の動画かわからなくなります。
テーマは1つに絞り、ターゲットを「Aの商品を持っていて、もしくは、知っていて使い方を知りたい人」に絞りましょう。
how to動画では過度な演出はNG
次によくやってしまう例として、プロモーションと混同してしまい、過度な演出を入れてしまうパターンです。
how to動画には過度な演出は不要です。
過度な演出とは、
必要以上に煽った音楽や、効果音。
小芝居を入れた流れ。
早すぎるカット変わり
凝ったグラフィックモーション
how to動画は、how toを知りたい人がみます。
例えば、テントの組み立て方のhow to動画に、家族の小芝居を入れても効果はありません。
すごく予算と時間の無駄になってしまいます。
テントの組み立て方を見たい人は小芝居を見たいわけではありません。
もっと言うと小芝居は飛ばして、組み立て方のみ見たいはずです。
小芝居と組み立て方を組み合わせて散りばめたら飛ばしながら観ることもできないので、離脱してしまいます。
可能な限り、商材や方法のみに特化してhow to動画をしましょう。
how to動画では音でわかるようにするのはNG
how to動画は音なしでも理解できるように構成しましょう。
音ありきでわかってもらうhow to動画はなかなか伝わりきりません。
音を消し、流れと、テロップで伝わる構成にしましょう。
SNSや社内で音なしでも見てわかるものが一番いい形です。
音がないとわからないものだと見る環境に縛りが出てしまいます。(一人にならないと見れない、イヤホンをしないといけない)
余計なことをしてまで観たい動画かどうかという話になってしまいますので、なるべくハードルを下げて、見やすい動画にしてあげましょう。
流れを汲み取る時は実際にやってみるべし
企画段階で、一連の流れをしっかりと抑えることがポイントになります。
これは頭の中であれやこれややるよりも実際にやってみるのが一番早いです。
スマホでもいいので撮影してしまい、それを見ながら流れを台本化していきましょう。
これをすることで、撮影漏れを無くすことができます。
先ほども述べたように漏れが出てくると再度撮影したり、無理やり編集したりする必要が出てきます。
それを避けるためにもこの行程は行うようにしましょう。
how to動画では同時にカット割りもやってしまう
また、how to動画ではカット割りも同時にやってしまいましょう。
カット割りとは、カメラで撮影する際の撮り方です。
角度を変えて撮ることによって、カメラを動かさずに同時間にすることができます。
詳しくは撮影解説で説明しますが、ここでは、どうやって撮影するかを考えてください。
一番イージーで間違いがないのが、一番見えやすい角度で最初から最後まで撮影します。
次に、手が被ってしまったり、向きが変わってしまうことがあると思うので、そこだけを撮影します。(少し前後を長めに撮影するとよりいいです)
それを流れを見ながら、何回撮影したらいいかを確認しましょう。
例えば、下半身のストレッチで寝そべって行うhow to動画の場合、頭から足まで入る画角で1回。
足を抱えるので、その手元を一回。上から1回。
などとなります。
ターゲットと試聴環境は同時に考える
次にターゲットと試聴環境ですが、how to動画の場合同時に考える必要があります。
数パターンしかありませんので、これに当てはめるだけ大丈夫です。
・知っているor知らない
・特定の人or不特定の人
知っているor知らないとは
知っているor知らないとは、具体的に言えば、
「商品Aを知っている人向けのhow to動画」「商品Aを知らない人向けのhow to動画」
となると、知らない人はまずhowto動画を観ませんので、「知っている」を「購入した」と言い換えることができます。
「商品Aを購入した人向けのhow to動画」「商品Aを購入してない人向けのhow to動画」
つまり、商品Aの場合は、「知らない」人向けに作る必要はありません。
購入者向けに作ればいいのです。
これは、インターネットのルーターなどに良くある接続の仕方のhowto動画を思い浮かべるとわかりやすいかと思います。
また、他の例では、ストレッチやダイエットのhowtoブログを立ち上げてたとします。
「このストレッチを知っている人向けのhow to動画」「このストレッチを知らない人向けのhow to動画」
この場合、ストレッチが有名であれば「知っている」になり、有名ではない場合は「知らない」になります。
ブログ内でやるため、いずれもyoutubeとSNSになりますが、知らない人に向ける場合は、タイトルなどにも気を使う必要があります。
この選別で必要条件がターゲットによって決まってきます。
特定の人or不特定の人とは
「特定の人」か「不特定の人か」という場合、「商品A購入者を特定」と思いがちですが、ここでは違います。
具体的に言えば、DVD販売を指します。
youtubeのネットサロンでの限定公開もそれに当たるかもしれません。
「DVDを購入した方のみこのhowto動画をお見せします」
といった類のものです。
不特定とは、誰でも観れる物(youtubeやSNS)。
特定とはDVDなどの特典系。
ある程度、不特定の場合は、初見の人を考慮に入れる必要があります。
つまり、商品などを「それ」「これ」と代名詞で呼ぶとわからなくなってしまうのでNGです。
また、知っていることを前提で作ってしまっても、わからなすぎて離脱してしまう可能性がありますので注意が必要です。
まとめ
hoot動画は、流れを確認し、ターゲットと試聴環境を考慮に入れれば、比較的簡単に作ることができます。
あまり何も考えずに作っても、ある程度観れる動画になったりもします。
しかし、戦略的に考えるのであれば、
・流れを把握する
・知っているor知らない
・特定の人or不特定の人
を決め、特定する。
ことが必要です。
こちらも実例を元に説明しないと難しいところがあると思いますので、今後その機会があれば実例を元に解説しながら説明いたします。
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